2017-01-01から1年間の記事一覧

日本の進まない電線地中化、実は3つのデメリットは全て解決可能だった。

電線地中化のメリットはなんでしょうか? そして、デメリットは? 両方を比較して今後の日本の電線はどうあるべきかを考えてみたいと思います。 電線地中化のデメリット ①権利関係が複雑である 電線そのものについても電力会社や電話会社、加えて道の権利に…

日本の公共事業

「公共投資が多すぎる!」とか「土建大国!」とか「道路族!」などと、日本において公共投資を危険視する風潮は今も根強くあります。 これらはきちんとした根拠に基づいているか見てみましょう。 現実には、日本の公的固定資本形成は1990年代のピーク時…

日本の資産家が海外に資産を持って逃げるとどうなるか?

日本のお金をたくさん持っている人が、海外へお金を持って行こうとすると、どうなるのでしょう。 その時、日本にいる日本人に何か影響があるのでしょうか。 逃げ出す方がどこの国へ移動しようとするのかわかりませんが、日本円は日本国内でしか通用しません…

日本銀行にとって、『お金』とはなにか?

日本銀行にとって、『お金』とはなんでしょうか? 答えは私たちが持っている紙幣を見れば書いてあります。 そこには日本銀行券と印刷されていますね。 つまり、これは日本銀行にとっては借金なのです。 お金というものについて、個人の視点では貯まれば貯ま…

経済用語から見る日本経済、国債編

『日本国債』でよく話題に上がるのが、「国債の金利の支払いで政府が破綻する」という議論です。 ギリシアの例などと比較することで日本も危険であると訴えるこの論は、果たして正しいのでしょうか。 まず、外国向けに発行された国債について。 こちらは全体…

経済用語から見る日本経済、バブル編

日本において、少しでも景気が上向くことを、過度に恐れる方がいます。 『バブル』の定義がよくわかっていない為に、好景気と混同してしまっているのだと思われます。 健全な経済成長に必要な好景気は、果たしてバブルと同じなのか、見ていきましょう。 一般…

経済用語から見る日本経済、バラマキ編

ニュースやワイドショーなどで良く耳にする経済用語(?)としては『バラマキ』という言葉が挙げられるのではないでしょうか。 使い勝手がいいのか、政策を中傷する際に頻出します。 バラマキ、と聞くとイメージも湧きやすく、政策の中身を理解しないままで…

経済用語から見る日本経済、GDP編

経済用語の中で最も良く目にする用語の一つがGDPではないかと思います。 このGDP、言葉としても、意味する内容についても、経済を知る上で非常に重要なのでじっくり見ていきましょう。 GDPがわかってくると、経済が格段に面白くなります。 最初に言葉の意味…